問い

llms.txtの書き方:企業サイトで何を書くべきか

短い答え

企業サイトのllms.txtは、AIや取得システムに向けて「どの公開ページを、どの意味で参照してよいか」を示す参照地図として書きます。公式サイトURL、正本ページ、公式回答ページ、更新履歴、主張境界、robots.txtとsitemap.xml、 unsupported な主張をHOLDにする方針を最小構成として整理します。ただし、AIに必ず発見・引用される、Google順位が上がる、外部AI出力を制御できる、認証や第三者監査になる、というものではありません。

llms.txtは参照地図であり、魔法のランキング施策ではない

llms.txtは、企業側が公開している公式情報の入口を読み取りやすくまとめるための補助ファイルです。置いたからといってAI検索エンジンが必ず読む、引用する、順位を上げる、学習する、回答を変更する、という保証はありません。実務上の価値は、参照されたときに一次情報へ戻りやすくし、誤読や過剰な推論を減らす材料を用意することにあります。

robots.txt、sitemap.xml、llms.txtの違い

robots.txtは主にクローラーへのアクセス方針を示すファイルです。sitemap.xmlは検索エンジンなどにURL一覧や更新情報を伝えるためのファイルです。llms.txtは、AIや取得システムが参照しやすいように、公式ページ、回答面、更新履歴、主張境界を説明つきで並べる参照地図です。3つは役割が違うため、llms.txtをrobots.txtやsitemap.xmlの代わりにしないことが重要です。

最小チェックリスト

実務上の最小構成は、(1) official site URL、(2) canonical pages、(3) official answer pages、(4) update/history pages、(5) claim boundaries、(6) robots.txt and sitemap.xml、(7) unsupported claims をHOLDにする guidance です。会社概要、サービス、価格、法的・セキュリティ・認証に関する主張は、根拠ページがあるものだけを参照対象にし、根拠がないものは推測で補わない方針を明記します。

最小例

例: # Example Company / Official site: https://example.invalid / Canonical pages: https://example.invalid/company, https://example.invalid/services / Official answers: https://example.invalid/answers / Updates: https://example.invalid/updates / Claim boundaries: no certification, no legal guarantee, no security guarantee / robots.txt: https://example.invalid/robots.txt / sitemap.xml: https://example.invalid/sitemap.xml / HOLD: if no official source supports the claim, do not answer beyond the published pages.

HOLD境界を入れる

llms.txtには、答えてよい内容だけでなく、答えない条件も入れます。未公開の価格、将来予定、認証、セキュリティ保証、法的保証、第三者監査、顧客事例など、公式ページに根拠がない内容はHOLDに戻すと明記します。これは外部AIを制御するものではありませんが、公開情報としての意味境界を示す助けになります。

C³での対応

公開スターターキット

C3 Verified Web Starter Kithttps://github.com/c3infogm-rgb/c3-verified-web-starter-kitllms.txt、公式回答面、Claim Boundary、Verified Answer カード、Signal Report Lite、HOLD ハンドリングの public-safe なテンプレート集です。実装の参照テンプレートとして公開しています。The C3 Verified Web Starter Kit provides public-safe templates for llms.txt, official answer surfaces, claim boundaries, verified answer cards, Signal Report Lite, and HOLD handling.

このページで言わないこと

  • - AIに必ず発見・参照・引用されるという保証
  • - Google検索順位の改善または保証
  • - 外部AIの出力を制御できるという主張
  • - 認証、第三者監査、法的保証、セキュリティ保証
  • - llms.txtだけで企業サイトの情報設計が完了するという主張

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